「世界中の経験と知見が循環する社会を」ー近藤珠理さん

こんにちは。Girls Universityの村上です!
「一歩踏み出したい女子大生と共に、生きるヒントを共有する」をコンセプトに、ここ【シゴトずかん】では社会で活躍されている様々な先輩にキャリアに関して伺ったお話を投稿しています!

今回は、株式会社サーキュレーションの近藤珠理さんにお話を伺いました。

学生時代から変わらぬ”事業企画をしたい”という思い

ー現在サーキュレーションでされているお仕事の内容を教えて下さい。

サーキュレーションは、「世界中の経験と知見を循環させる」ビジョンを元に、プロフェッショナル人材のシェアリングサービスを行っています。
私は、その中の新規事業である、1時間からプロフェッショナルに相談できるマイクロコンサルのサービス「x-book(エックスブック)」を担当しています。
業務内容は大きく二つあり、一つはクライアントの課題に対して適切な知見をもつ専門家を提案し、専門家とクライアントの両方をサポートする仕事。もう一つが、WEBサービスの企画と開発をする仕事です。

ー現在のお仕事に就くまでの経緯はどういったものだったのでしょうか。

まず新卒でWEBマーケティングの会社に入社しまし、WEBディレクターとして主にソーシャルメディアの運用、企画、営業を行いました。その次に「食」の切り口から、働く人をサポートする事業を行なっているベンチャーに入社しました。経営企画として広報や新規事業などを担当した後、転職をして現在はサーキュレーションで働いています。

ーサーキュレーションに転職しようと思ったきっかけはあったのですか?

直接的な転職のきっかけは、弊社代表の久保田に声をかけていただいたことです。

もともと私は会社を経営している父に憧れており、小さい頃から父のような生き方がしたいと思っていました。学生時代、事業にチャレンジしたこともその思いからだったのですが、結果的に上手くいかず多くの反省がありました。

そこで、ゼロから社会人としての基礎を身につけようと考え、最初の会社に入社しました。とても素晴らしい上司や同僚やお客様に出会いたくさんの成長の機会をいただいたのですが、大きな会社だったこともあり、事業を考えることにチャレンジするには少し時間が必要だと感じました。そこで次に20名ほどのベンチャーに転職しました。ビジョンにとても共感し経営企画として様々な経験をさせていただきましたが、事業をつくるフェーズにはなかなか進めませんでした。

自分自身がこれまで目指していた夢や、これからなりたい自分について改めて考えて始めていた時期に、サーキュレーションと出会いました。サーキュレーションは、私がずっとテーマにしていた「人の生き方や働き方の価値観」を創り、それを事業としている。久保田に「うちで新規事業をやってみない?」と声をかけてもらい、決意しました。

 

(中央:近藤さん)

新しいチャレンジの連続。そしてソーシャルメディア広がりの波の到来。

ー学生時代には、具体的にどういった活動をされていたのですか?
大学時代のほとんどの時間を、新しいことにチャレンジする時間に費やしていたと思います。

1年生の時は仲の良い友人とインカレの女子大生サークルを立ち上げ、都内の大学生を集めて料理教室やイベントやボランティア活動をしていました。2年生から就活を開始するまでは、学生の育成などの人材事業の立ち上げやセミナー、イベントの実施、インターンの企画や企業の協賛を集める営業活動などをしていました。本当に毎日慌ただしく生活していましたね。

その頃はちょうどソーシャルメディアの活用が広がってきた時期だったのでそれらをフル活用し、地方の学生とUstreamを繋ぎイベントをしたり、情報交換にグループウェアを使うなどしていました。ネットワークを全国に広げることはできたものの、なかなか事業として発展させることができず、結果的に継続が難しくなってしまいました。本当に悔しく、自分の未熟さをすごく感じましたね。

届くか届かないか分からない大きな夢を

ーサーキュレーションで働く中で、新たな展望は生まれましたか?

新しいサービスを作っていく中で、もっとこうしたいなとか、こうなればいいなと毎日考えながら仕事をしているので、常に新しい展望は生まれていますね。また週に一回、新しい技術やサービスついてチームで勉強会をしており、その技術をどう自分たちのサービスに活かせるかをディスカッションしているので、新たなサービス発想につながっています。サービスの成長と一緒に私自身もスキルアップして行きたいですね。

ー今の学生に伝えたいことはありますか?

自分が本当にやりたいことをやるといいと思います。自分が心から楽しい、幸せだなと思う。そして生きるためにどうしたらいいのか?どういう環境がいいのか?を考え、それを実現するために行動を起こすのがいいと思います。「一生かかっても届くか届かないか分からない、でも叶ったら嬉しい大きな夢や目標を描いて、そこに向かって全力疾走して生きていたい」。私はそういうタイプなので、それを実現できる環境を選んで働いてます。周りにちょっと変だなって思われたり、難しいんじゃない?って言われても大丈夫!(笑)それくらいがちょうどいい!と思ってます。

ーこれから近藤さん自身が行っていきたいことはありますか?

世界中の経験や知見が循環する事で、効率よく社会のあらゆる課題解決がされ、働きやすく生きやすい社会を作りたいと思っています。そのために、まずは今やっている事業を形にして大きくしていきたいです。

あとがき

自分の中にある軸をもとに、学生時代から今もなお積極的に活動され続けている近藤さん。「生涯かけて叶うか叶わないか分からないような大きな夢に挑戦する人は、きらきらしているし、自分もそういう人になりたい。」と仰っていた近藤さんは既に、私の目にはきらきらした素敵な社会人として映っています。自分や会社のビジョンに向かって日々探求し続けるエネルギッシュなその姿を、私自身も見習いたいと強く感じることができました。

(左:村上 中央:近藤さん 右:岡根)

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