山口さんに聞いた「お金」と「働く」こと 『山口さんに聞いた「お金」と「働く」こと』では、「働く」ことや「ビジネス」についてはじめて考えたはじめたGilrsUniversityの学生たちがもった素朴な疑問を、ビジネスのプロの山口豪志さんが答えます。 「仕事・働く」ということをもっと身近に感じられるような素敵なお話ばかり。 これを読んで、社会に出る前に知っておくべきことに関心を持っていただけたら幸いです。 あ 第14回「上場」とは何ですか? 「上場」は審査が厳しく、選ばれた企業にしかできません。しかしそれをすることで、資金調達の等の面で大きなメリットがあります。そのため、上場を目指している企業も少なくありません。一体、どんなメリットがあるのか、何が違うのか…。今回は、その「上場」について詳しくお話していただきました。 あ 「上場」とは何をすること? 山口さんは自身の著書でこう説明しています。これをすることによって何が変わるのでしょうか? 上場企業とは具体的に何かというと、例えば上場企業Aは自由に自分の名前のお金をすることができるんです。今月お金ないなと思ったら、A紙幣を刷って買いたい人に自由に買ってもらうことができる。つまり、資金調達です。 あ 不特定多数の人に株式を購入してもらえるので、大きな額を集めることが可能です。なので、自由度が高い企業運営ができます。これが上場の大きな魅力です。 逆に、未上場企業は自ら株の購入者を探さなければならないので、身内や知っている人にしか売れません。 お金がかかる?…