社会人1年目の先輩に聞く!『学生に伝えたいこと』

こんにちは!Girls Universityの岡根歩美です。「一歩踏み出したい女子大生と共に、生きるヒントを共有する」をコンセプトに、ここ【シゴトずかん】では社会で活躍されている様々な先輩にキャリアに関して伺ったお話を投稿しています!

今回は、入社して1年目の3名の方をお招きし、仕事内容ややりがい、これから就活を迎える学生に伝えたいことなど幅広くお話を伺いました。前半と後半に分けてお届けいたします。ぜひ、ご覧ください!

―ゲスト紹介

◆元津瑞来(もとづ みずき)さん


九州大学 経済学部 卒業
兵庫県神戸市出身。高校を2か月で中退した後、2年間の浪人生活を経て九州大学に進学。
大学3年次にビジップ株式会社に入社し、代表に就任。主に学生の就職活動やキャリア支援に従事し、2015~2016年度は福岡の地場企業8社とコラボした長期インターンシップのコーディネートも務める。他には佐賀県伊万里市の地方創生などにも従事。
2017年3月大学卒業後、4月より日本オラクル株式会社に入社。

◆海藤 麻友(かいとう まゆ)さん

出身大学:UBC(カナダ🇨🇦)
趣味:バスケ、ヨガ、英語、料理
仕事:人事(新卒採用担当として学生と関わって、面談面接、セミナーや座談会、イベントを企画してファシリテーターをしたりします。)

◆松場 勇人(まつば はやと)さん

•国際教養大学 国際教養学部 GB課程 17年卒
学生時代
◦学生団体SRT(北東アジア学生ラウンドテーブル)代表
◦学生宿舎RA
◦シンガポール ナンヤン工科大学 留学
2017年4月新卒入社(新卒二期生)
freeeでのキャリア
◦Inside Sales(新規開拓営業)
◦Unit Ops(営業担当/営業企画・推進)
◦Field Sales (新規開拓営業)…現在
20-100名の中小企業への営業部署。2018年1月当部署を立ち上げ、奮闘中。

―ご自身の職業や仕事内容を教えてください。

―元津さん
仕事内容は、主に中堅企業のお客様へのインサイドセールス、電話営業をして顧客を探すことです。渡される数千社のリストから自由に選べるのでマーケティングの要素もあります。
―海藤さん
採用担当で新卒採用グループに所属しています。採用の一次選考セミナーなど、学生とのやり取りが中心です。選考の際は、学生に対して、就職活動とは何か、夢の見つけ方について考えを深めてもらうことを意識しています。
―松葉さん
営業です。お客様の課題をお伺いした上で自社のソリューションを提案する役割ですね。

「価値あるもの提供する」という強い意志

―働く上でのこだわりや、やりがいを感じることとはどのようなことでしょうか。

―松葉さん
心構えとして、「本質的に価値あるものしか提供しない」ということを強く意識しています。私が担当する部署はメンバーが6名で、営業方法は個人に任されているんです。0から1を作ることを任されているからこそ、価値を絶対に届けるんだ、という強い意志の下行動をしていますね。
―海藤さん
私が感じたやりがいは、「個人」としてミッションを達成できたことと、「会社」としてミッションを達成できたことの2つがあります。私は、入社してすぐに約80人規模の選考のセミナーを任されたんです。そこで、学生のプレゼンテーションのスライド背景や相手の言っていることを自分なりに咀嚼、解釈して、模索しながらやっていたことが一番のやりがいでした。その自分の努力が、「セミナーの成功」という形で、会社としての成果に繋がったことが嬉しかったですね。
―元津さん
私がこだわっていることは、「仕事の原理原則」です。原理原則を蔑ろにせず、その場その場で対応した行動をとることを心がけています。これは、お客様とのやりとりを最適にし、上司(仕事依頼者)の期待にこたえる行動になり、チームに対して不利益をもたらしません。お客様視点で重要な「質」と、会社経営視点で必要な「量」の両方を追求し、常にチームのことを考えながら動いています。

―入社してからどのような流れでしたか?

―海藤さん
研修期間は、パワポ・エクセルなどの課題が入社する前の年の10月から始まりました。2月は関西と関東で内定者研修が1週間あり、部署ごとに成果が発表されました。入社後、採用部に配属され、部署の研修は6月から始まりました。
―松葉さん
研修は2週間でした。座学が3日で、その後は現場研修でした。私はあるNPO法人に1週間常駐させて頂き、管理部の職員の方々が普段どういったお仕事をされていて、その中にどんな課題があるのか、実際に自分の目で見て勉強しました。
―元津さん
入社後は、4月から7月まで座学とロープレでした。オラクルは製品数が非常に多く、組織も大きいので全体像をつかむために研修が長くなっています。また、様々な部署のお客様と話すことになるので、経理部や人事部、情報システム室などの部署の仕事内容も研修で習いました。8月中旬からは実務に移り、KPI(※)をもって、仕事をしています。
※KPI【Key Performance Indicator】…目標の達成度合いを計るために継続的に計測・監視される定量的な指標。

社会人として信頼関係を築くために

―1年間働いて得た経験や学びや失敗談などを教えてください。

―元津さん
人との関わり方で学びがありましたね。学生のうちは、関わりたい人だけと関わっていても問題ありませんでしたが、社会人になると年齢層の異なる人たちとうまく付き合っていく必要があります。ですから、相手にどのようなリアクションをしてほしいのか考えながらやり取りするように心がけていますね。
―海藤さん
まず、社会人として大切なことは、ゴールを決める、ということです。学生の頃は、レポート期限や夏休みなど期間が決まっていましたが、社会人になると期限は自分で決めなければいけません。そして、ゴール達成のために他人をうまく巻き込む力も必要です。他人を巻き込むためには信頼・信用の関係が必要ですよね。そこで、「自分が周りからどう見られているか」と「日本語の伝え方、報告の仕方」2点を特に意識しています。
基本的なことですが、遅刻するときは遅れるとわかった瞬間に報告する、話は結論から話すといったことはとても大切です。そして、対社長、対学生へのメールでの敬語や失礼のない言葉使いも丁寧に心がけていますね。
―松葉さん
freeeは、全体的に社員の年齢層が若いため、コミュニケーションの大変さは大企業と比べると少ないかもしれません。私が考える学生と社会人の大きな違いは、お給料をもらっているかどうかです。学生と違い、雇用されている立場になるため、会社の中で価値を発揮する事を求められます。例えば、営業ではご契約を頂き、活用してもらう事がゴールになります。そのため、自社商品を上手にプレゼンすることではなく、お客様にとっての価値を端的に伝え、発注を頂く事へ繋げることが大切なんだと意識しています。

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